フォローが難しい一言
先日の伊勢崎稽古での事。
稽古が終わり、子供達と談笑していた時だ。
何かの拍子でサンタクロースの話になった。
小2・小3の子達が今年はあれもらいたい・これもらいたいと話していた。
去年は3DSもらったから今年は・・・と低学年が楽しく話していた時、
小5A・T里君が、
「本当はサンタクロースはいないんだぜ!」
とおもむろに言い出した。
私は黙ってやりとりを見ていたが、このままでは低学年の夢が壊れてしまう。
私はT里に
「何言ってんだよ、いるに決まっているだろ!」
と、怪訝そうにT里を見ている低学年に聞こえるように言った。
「T里だってプレゼントが来たろ。サンタが届けてくれたんじゃない?」
T里は、
「プレゼントは来たけどそれはサンタからじゃない!お父さんからだ!」
T里の顔は真剣で、低学年の前で何か全てをぶちかましてしまいそうだ。
低学年もえっ?そうなん!?という感じになってきたので、
やばい!と思った私は、
「何を根拠にそんな嘘を言うんだよ。そんなわけないだろ。
サンタクロース村だってあるじゃん。もうこの話やめ!」
と言ったがT里は止まらず、エンジンがかかってしまい、とうとう、
「だって去年のクリスマスで3DSもらって無くしちゃったんだけど、
そしたらお父さんが、【あれ高かったんだぞ!】って言ったんだよ!
その瞬間に分かったんだ。お父さんが買ってきたんだって。」
うわーっ、言っちゃったよT里。
シ~~~ン。
場が凍った。
T里はズバリ教えてやったぜ!という顔をしている。
しんどい、とにかくしんどい空気だ。私はそそくさとその場から離れた。
後方ではT里がまだ「お父さんが・・・、」と話している。
あぁ~T里よ。
その子達にまだ夢を見させてやってくれよ。
サンタがいたらT里の頭からお父さんの一言を消すようお願いしたい。
おわり